雨漏り119サーモグラフィー検査


愛知県を中心とするこの地方は、新聞やTVで言われるように地域経済がトヨタ自動車さんに牽引されていると言っても過言でないほどの影響力があります。
アメリカ発の世界同時不況・トヨタショック・派遣切りなどなど「風が吹けば桶屋が・・」的な影響は各所に出ているようです。
中部の建設業界で見て見れば、東新住建富士ハウスなど名の通ったところでも不況の波に飲み込まれる状態です。

そんな中、私の行なっている雨漏りの調査はと言うと、経年劣化による雨漏り相談件数の方が高率ではありますが、良くも悪くも減る気配がないです。

そこで今日は、かねてよりお客様から言われる「(科学的)検査方法は無いの?」を考えて見ました。

以前よりガス検知方式や紫外線反射型薬剤散布方式など「なるほど!」と思わせるものは多数有りますが、やはり適材適所、オールマイティーと言うわけには行きません。
また、お客様のお宅へ伺った折にそれらでの検査報告書などを見せて頂くことがあるのですが、「やっぱりここまでだよな。」と想像の域を脱しない結果でした。

とはいえ、目視調査の結果のみを元に「雨漏りの原因は、ここで、こういった経路をたどって・・・」と絵や写真を見せ解説を行なったところで、非破壊での検査が主であるために、壁の中の構造に「?」がつき、それが疑念となって残ってしまう。
やはりご説明に当たって時には「科学的裏付け」も必要だと。

そこで、その裏付けの一助を担う高感度赤外線サーモグラフィーカメラが名古屋にやってくるという連絡を頂き使えるものか見に行って来ました。

検査は、お馴染み「雨漏り119」の品川さん、自分の惚れた商品以外売らない「なっとく建材専門店エアスペース」の櫻井社長、「高耐久水性無機質塗料クレッシェンド西日本担当」の西田さんの3名で、名古屋1件岡崎1件の出張検査でした。私は仕事の都合で現場立会いが出来ませんでしたが、特別に別所で稼動しサーモグラフィーカメラの画像を見せて頂きました。

ここに掲載した壁面の赤外線写真は、モニターをデジカメ撮影した物なのでノイズが入っていますが、実物は思わず「おお!」と声が出るほど鮮明に劣化具合を映し出していました。
「一目瞭然だね。目視調査結果との整合性を訴えるのにこれほど良い物は無い。使える。」
依頼があればサーモグラフィー調査もお受け致します。(^-^)

そんな私のお仕事は、雨漏り調査・修理補修・防水工事は「宏和建資株式会社へ」です。

お疲れ様会風景
(ブログに載せるとは、その場で話したけれど・・・ってことで遠慮気味に掲載w)